2016年4月14日に発生した 熊本地震で地面に亀裂はできるは大橋は落ちるは阿蘇山は噴火するはで足が遠のいていた南九州であるが復興して元気を取り戻したらしいと5月GWの終わりに根子岳・祖母山に登りにいった。
6日 根子岳(東陵ルート)
いつも当たらない気象庁の天気予報にもんもんしながら霧雨が降り続く東陵登山口よりマイクロバスを降り合羽着ていいやら着なくていいやら悩みながら歩き始める。
お!マムシグサが今日の山行を暗示するように道の両脇に門の様にはえている
紫の美しいキランソウの群落 「地獄の釜の蓋」なんいう縁起の悪い花たち。
登山道は牧場の中を歩く。阿蘇の「赤ウシ」 岩国市の無〇花とかここの赤ウシ使ってるらしい。お世話になっております。夜の休暇村でステーキ3枚も食べてしまった。
なんか見たことあるような…。平民の庭に生えてる絶滅危惧品種てあるのかね。牛の糞の地雷をまたいで歩きます。
牧場も終わり本格的な登山道に入ります。
が半分も登らないうちにすべりまくりの撤退です。お尻が泥のお猿さんになりました。
らくだ山(南阿蘇休暇村)
撤退で時間が余ったので宿泊の南阿蘇休暇村近くの奇岩「らくだ山」に登ってみました。阿蘇山と先ほどとりついた根子岳がよく見えます。
7日 祖母山(北谷登山口より)
7日は本番の祖母山です。北谷登山口まで普通車でも難儀しそうな長いダート林道をマイクロバスで行き心配していたマイクロバス駐車スペースもあり連休末はパラダイスという「し〇ちゃん方式」の超楽観主義を認めざるおえないのでした。下地図の通り今回は祖母山千間平コースで登り風穴コースで下山予定です。
出陣!
昨夜 飲みすぎか? いつもは先頭で「それでも男か!」と檄をとばしているのだが…
着いたぞ「せんがんだいら」?
ほんまに千間ありそうな平でありました。
ここよ ここ! 「三県境」よ! みなちっとも見んとさっさといって~。何しに山来とるんかわからん。…と思いもかけない人より思いもかけない言葉が。
昔風に言うと日向・豊後・肥後の三国境?
目指す祖母山が樹林越に見えてきました。
祖母山て命名は久住方面から見る山の形がうずくまる背中の曲がったおばあさんなので命名されたのかと思っていたが頂上の祭神が神武天皇の祖母 豊玉姫命にあたるところからといういわれらしい。
アケボノツツジ発見! 「おらおら 皆の者ワシのおかげよ!」
国観峠到着。深田久弥は祖母山を神原からこの国観峠を通過し頂上登り尾平に下山したらしい。日本アルプスの父ウェストンは来朝してまず登ったのは富士山でついで登ったのは当時九州第一と言われていた祖母山だったらしい。
国観峠で祖母山と地蔵を背景にパチリ。抜群の存在感が一名…
到着祖母山山頂。連休にしては混んでませんでしたがさすが日百名山 かなりの人。
遠く傾岳を背景にもう一枚。他に昔登った親父山 障子岳そして古祖母山や遠くに大崩山 比叡山 夏木山 鹿納ETC 山名言い放題。
時間がないので昼飯時間短縮して風穴コース下山開始。
五ヵ所方面と思われる。
風穴コースは険しくロープ場 梯子場なんでもあり。雨や雨上がりは危険です。
この最後の沢を渡れば出発点の北谷登山口到着です。
おまけ 三秀台(ウェストン碑)
下山しての帰り道に祖母山絶景の三秀台に立ち寄りました。青空にそびえる奇岩に囲まれた祖母山は秀逸でありました。目的の祖母山を登りアケボノツツジも愛でれて満腹になり現実の岩国に帰還。
今回は行きのバスから登山してるときから帰りのバスからエンドレスで「綾小路黒まろショー」が上演され普通山に登って降りると足が痛い筈のおばさま方は腹筋が痛い方がおられたのでは。笑いすぎて。
「綾小路黒まろと行く尾瀬沼」とか「綾小路黒まろと行く伊予富士」企画したら人数集まるのではと思案してみる管理人であった…