「今日の山 頂上なんも見えん しょうもない山らしいですよ。おむすび岩の山に行った方がよほどええらしいですよ」(大野権現山のことらしい)と登山口にたどり着く車の中で盛り上がり度は抜群。屠殺場に連れていかれる牛馬の面持ちの実は隠れ藪山愛好者と一緒にweb紹介者以外誰も登ったという話を聞かない栗谷行者山に登ってみた。魔がさしてのぼってみようという隠れ藪愛好者がいるかもしれないので一応登山軌跡の入った地図を載せておきます。
栗谷の三倉岳入口にある玖島親水公園に車駐車します。
登山口の瑞照寺へ向かいます。左の坂を上るとお寺です。
寺の前に着くと先に行った同行者が住職と話ししていた。住職から親切に栗谷行者山の登山道について情報いただいた。栗谷行者山から先は行かんほうがええですよ…。行くつもりですとは言えなかった。座禅の話を少しお聞きした。
もう少し話したかったが先を急ぐ ありがとうございました!
曹洞宗の古刹 瑞照寺 この寺の奥の観音像?が登山口となる
観音像の奥が登山口。猪よけの柵を開けて入山。栗谷行者山の何も札もない。右に映るは藪山の期待に我慢しきれず柵を開けてしまうあやしい無自覚藪山愛好者。
しばらく寺の西国三十三ヵ所の石仏をながめながら登る。
西国三十三ヵ所のお堂を過ぎてしばらく歩くと初めて山の案内板にあう。「尻高 行者山」尻高まで行く予定。
羊歯が多いです。夏場は嫌だね。このウラジロ今なら売れるで。
着きました展望岩。古い観音像が三体あります。 展望は見ての通り。もう帰ろうか?
思い出のきれいなうちに…
遠方に羅漢山。手前が先日登った二代木山?
石像越しに本日の到着点「尻高」の大岩が見える
「尻高」鼻が高いというのは聞いたことがあるが。
藪山の神器 ナフコの1000円鋸。同行者は四国のなんとかいう匠の剪定はさみを振り回していた。藪山も道具かららしい。
同じくナフコの長靴 藪山の神器。木くずや葉っぱが入らずぬたばもヘッチャラ。咬まれない。長時間急坂下ると足の親指爪が血豆になる弱点もあり。
栗谷行者山頂上手前 尻高への分岐
な~にも見えないと悪評判の栗谷行者山頂。
しかしすぐ下に小さな岩のテラスがあり展望は抜群。見とれてる?
先ほどの分岐点にもどり尻高目指す
鍛われます。「なんで来たのだろうか。まただまされた。」 いやいやしながら先頭突っ込む隠れ藪山愛好者
鞍部で一息
再び登り始める。ペンギン岩?
この間の仏王寺山の大岩に似てる
尻高に到着。やっと弁当が食べれる!
下にマロンバレー道の駅
やっと栗谷行者山の分岐点に戻ってきました。
尻高の大岩を振り返る
帰りマロンバレーの道の駅より仰ぎ見る尻高。立派なもんじゃのお。