「六甲全山縦走路は、 六甲山系の西端の須磨から、東端の宝塚に至る、全行程56kmの縦走路のことで、 新田次郎の小説『孤高の人』で有名な加藤文太郎が、最初に歩いたとされる。」と公式ページには書いてあり累積標高差も2500~3000メートル。若手のアスリートも朝の3時須磨を出発してほとんど小走りで夜中の9時頃宝塚駅に到着という私には縁もありそうもないこのコースをただ加藤文太郎の道を歩いてみたいという悲願で年々体力降下中の自分には今年しかない縦走決行決断。当初単独行の予定であったがエスケープルートもたくさんあるので縦走の凄絶さは秘密にして仲間を募るとあっというまに10人近くが集まって出陣とあいなりました。
しかし当初の私の予想を裏切りリタイア者が出現せずポイントで「誰もリタイアせんのん」を連呼して嫌がられる始末。とうとう最後まで自分が引きずられるように縦走。六甲山全山縦走なんちゃって…のはずが((+_+))
下の地図は20万分の1です。いつも25000/1か超ロング山行でも50000/1の地図表示ですがそんな縮尺では間に合わない距離です。左下 須磨浦公園から右端 宝塚駅までが縦走ルート 途中で市ケ原というところで一旦新神戸まで下山して宿泊して翌日再度市ケ原まで戻り再出発 一泊二日。
須磨浦公園出発。エイエイオー!9時20分
鉢伏山 明石海峡大橋
旗振山253 10時4分
鉄拐山(てっかいさん) 253 10時20分
高倉台へ下山開始
横尾山登山開始 10時50分 ここの階段は長かった
横尾山 11時30分
岩場尾根 須磨アルプス突入
須磨アルプス全景
文太郎カブレ?
岩尾根攻めてます
はよ 来いよ!
痩せ馬の背です。12時頃
唯一の難路?須磨アルプス越えでほっとしてます。大キレットもこんなもんよ♪
妙法寺の街並みより登り高取神社 13時40分
神社の鳥居。誰も見えないのに太鼓みたいな音が「ドン ドン ドン」?
高取山頂上で一服
六甲全山縦走路モニュメントの前で。「文太郎がメイントレーニングに使っていたとされる山。文太郎は、最後の槍ヶ岳山行の前にも高取山に登っていました。」らしいです。道理で登山倶楽部の小屋がたくさんありました。
菊水山。登山口からの階段連続はばてました。六甲全山縦走路中一番の難所?
天王吊橋 道路の上です。17時16分。こりゃランプ点灯確定だな。
鍋蓋山。17時56分。暗くなるでしょう そんなポーズとってる場合じゃないでしょうが!
ほらみたことか!市ケ原からホテルのある新神戸駅方面へ。神戸百万ドルの夜景じゃ。そんな呑気なこといって喜んでる場合じゃないでしょうが!19時40分。
ホテルに着いたのは20時30分頃でした。飲みに出る元気もなくシャワー浴びてコンビニ弁当食べて爆睡。
翌日になりました☀4/4
昨夜のところまで戻り摩耶山目指して再出発。「私 おかげさまで蘇りました。」「わし なんか頭がまだ痛いんじゃけど」「コンビニでビール何缶カゴに入れとったん?」各人それぞれの出発です。6時30分
摩耶山頂。三角点は展望台から外れたところにありました。12時15分
展望地 掬星台
文太郎に心酔しているわりには鈍足呑兵衛コンビは道間違え修正し精鋭俊足グループを追うも姿見えず。「置いてかないで~( ノД`)シクシク…」しかし精鋭俊足グループも道間違えてたらしい。だまされたと他人のせいにしていた。ゴルフ場を通過が正規の縦走道です。
あれやこれやでやっと六甲山頂が見えてきました♪(後方)
涙々?の六甲山頂記念写真です。「やっちゃつた!」13時20分
六甲山から一目散 宝塚駅へ。とは書くものの長~いです。距離も時間も
見えてきました。宝塚 「ベルサイユの薔薇」が聞こえるヅカジェンヌのラインダンスが目にちらつく等妄想や蜃気楼が…
やっと着きました。塩尾寺(えんぺいじ)。宝塚駅はもうすぐです。16時20分
とうとう二日間の最終目的地 宝塚駅に到着。これで下向かずに岩国に戻れる?17時10分